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*裏OP*


雪山に囲まれた燃える城――
城内に響く轟音、力尽き崩れ落ちる「ランス」の名を持つ騎士の先には
魔槍を振るいし蒼の騎士が唯一人

走る影が4つ――昇降機に乗り込み地下へと降りて行く……


王弟メルカバー: えぇいッ、余は疲れたッ!
もちっと、ゆるりと走れぬのかッ

コルドバード: おそれながら、
敵の目的がわからぬ以上、
たてるべき策はございませぬ。
さすれば、王弟殿下の御身をお護りするのが、
我らフェンリルナイツの使命でございます。

王弟メルカバー: 無礼なッ!
兄が倒れたからには、
余がアークティカの王であるぞッ!!
よいか、コルドバードッ!
戴冠式なぞ行わずとも、
余がこの国の王であるッ!

ギャレット: てめぇで逃げれないくせに、
一人前気取りかよ?

コルドバード: よさないか、ギャレットッ!
…陛下の御前であらせられるぞ。

魔獣モンスターが襲いかかるも、3人の騎士に薙ぎ払われる

王弟メルカバー: …おぉッ、さすがはフェンリルナイツッ!
見事であるぞッ!

ライアン: …吹雪に乗じて奇襲…
もしや、アレを狙ってッ!?
コルドバード団長、魔獣モンスターどもは、
あのマユを狙っているのでは?

コルドバード: マユか…
考えられないことではないな…
だがな、ライアン…
あのマユに、
いったいどれほどの価値があるというのだ?

王弟メルカバー: なにッ!?
彼奴らの目的は、
余のマユであるというのか?
ならぬ、コルドバードッ!
アレを彼奴らに渡すわけにはいかんッ!
ロクなことに使わないに決まっておるッ!!

昇降機が止まり一行が降りる
行く手には奇妙な形の「マユ」と呼ばれるモノが…

王弟メルカバー: よかった…
余のマユは無事であったか…

奥から赤い鎧を着た騎士が近づいてくる

コルドバード: エルミナッ!
――その脚は…

エルミナ: 『斬り姫』とも呼ばれたあたしが
このザマとはね…
それよりも団長…
他の仲間たちは…

コルドバード: ウム…

ライアン、何かの気配に振り向き構えるが
喉元に斧の一閃を受け――

ライアン: これは…ッ、アスピリージャの―――ッ!?

崩れ落ち、一瞬にして消え去る

王弟メルカバー: ひいいッ!
騎士がこうも簡単に…

白い魔族登場

アルハザード: お初にお目にかかります。
私はアルハザード。
ごらんの通り、魔族でございます。

ギャレット: 冗談きついぜッ!
魔族なんてのは、
伝承の時代に滅びたはずッ!!

アルハザード: ですが、現に私は、
こうしてここにいるのですよ。
あいにく時間がございませんので、
早速、取引といきたいのですが…
どうでしょう?
あなたがたがマユと呼ぶその塊を、
譲ってはいただけないでしょうか?

王弟メルカバー: するッ、なんでもするッ!
余の命を見逃してくれるなら、
マユでも、なんでもくれてやるわッ!!
だから…

コルドバード: なりませぬ殿下ッ!
――いえ、陛下ッ!!

アルハザード: 申し訳ございません。

王弟メルカバー、アルハザードによって瞬時に消し去られる

アルハザード: こちらで用意しましたのは、
『苦痛を伴わない死』のみ。
これで満足していただく他はございません。
クカカカカ…

ギャレット: 野郎ォーッ!
なんて奴だッ!!

コルドバード: ギャレットッ! エルミナッ!
アークティカ城を脱出するのだッ!!
――そして、この事態を、
ファルガイア各地に知らせるために、
走るのだッ!

ギャレット、エルミナ頷き走り出す
コルドバード、アルハザードに斬りかかり――…


通路の脇―――

ギャレット: くそッ、騎士団長までもが…
他の仲間たちも、
きっと、あの野郎に…

エルミナ: …なぁ、ギャレット…
あんた、意外と臆病なんだね…

ギャレット: ――ッ!?
な、なんだってんだよ、突然…
この俺が、臆病だって?

エルミナ: そう。
あんたには勇気がないよ…
今、こうしている間にも、
奴とやりあうことを考えているだろう?

ギャレット: あたり前だッ!
俺は刺し違えてでも、あの野郎を倒すッ!

エルミナ: そうして無駄に命をかけることが、
あんんたの言う『勇気』なのかい?
…今のあたしたちじゃ、
奴にはかなわない。
…くやしいけれど…

エルミナ、ギャレットの腕に傷を見とめ

エルミナ: 酷いケガ…

ギャレット: エルミナほどじゃない。

エルミナ、ギャレットの腕に包帯代わりのリボンを巻き

エルミナ: …認めない。
こんなムチャをして、
かなわぬ敵に突っ張ることが『勇気』なんて、
あたしは認めないッ!

ギャレット: じゃあ、
エルミナの言う『勇気』って…

アルハザード: クカカカカ…
茶番はそこまでにしていただきましょうか。

エルミナ: 退くよッ!
ギャレットッ!!

走り出す二人―――
脚に傷を負ったエルミナはギャレットが城外に出たのを見計らい
城門を閉ざす

ギャレット: ―――ッ!?
なにをしているんだ、エルミナッ!!

エルミナ: あたしのケガじゃ、逃げ切れないッ!

ギャレット: 開けろッ!エルミナッ!!
無駄に命をかけることが、
勇気なんかじゃないって言ったのは、
エルミナじゃないかッ!!

エルミナ: …戦いからは、
何も生み出されやしない…
それでもあたしは、
自分の中の
大切なモノを守るために戦っている。
何も生み出さない代わりに、
何も失わせやしない…
大切なモノを守るために、
命をかけることを…
あたしは無駄とは思わない。

ギャレット…
あたしは、あんたを失いたくない…



ギャレット: 開けろッ!エルミナッ!!
俺だって…
一緒に戦おうッ!
開けてくれッ、エルミナァーーッ!!

エルミナ: あんたはこの事態を、
世界中に伝えなきゃいけないんだッ!
心配しなくてもいい…
あたしだって『斬り姫』と呼ばれた騎士さ。
ここでくたばるつもりはない。
第一、あんたに巻いたそのリボン…
高価たかかったんだぞ…
そいつを返してもらうまでは、
死んでも死にきれないじゃないか…

アルハザード、追いつき現れる

アルハザード: こんなところに潜んでいましたか。
捜すのに苦労しましたよ。
あなた方が、
この城の最後のニンゲンです。
お覚悟はよろしいですかな?

エルミナ: 行くんだッ、ギャレットッ!!
あたしたちの想い、あんたに託すッ!
勇気を胸に走れッ!!
あんたなら…
どんな困難だって、うちかてるッ!

ギャレット: …リボン、必ず、返す…

ギャレット、城を後に走り出す

エルミナ: この先は行き止まりだよッ!
もっとも――
引き返すこともできないけどねッ!!

アルハザード: クカカカカ…
あなたは気高く、美しい…
おわかりになられますか?
私の身体が、悦びにうちふるえているのが。

エルミナ、アルハザードに斬りかかり――…

ギャレットが雪面に脚を取られ躓き、何事かを叫ぶが吹雪に掻き消される
背後には燃え尽き、崩れ落ちる城―――

マユの前に佇む蒼の騎士の元にアルハザードが控える



そして、数年の時が流れる…
団長って王弟を認めてないでしょ?再三の「殿下…いえ陛下」に含みを感じるのは気のせいですか?w
「退くよッ!ギャレットッ!」の下りから切なさ乱れ撃ちだトカ
ここの曲たまんなく好きです!台詞打ちの手にも力がこもるってもんです
ちなみに台詞だけ読んでも映像が脳内で自動再生されてしまうのはもうダメな証拠でしょうか?
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