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*水の町ミラーマ―酒場にて*


ザック: ――ま、まさか…?

ウェイトレス: ――ん?
あたしの顔に何かついてるのかい?
…それとも…
――やっぱ…
この制服がどうにも似合ってないとでも?
それは、あたしもわかっているんだけどね…

はは〜ん…
あんた、あたしを昔のオンナに似ている…
――とでも言って口説くつもりだね?
安くみられたもんだね。
もうちょっと、気を利かせておくれよ
………
…でも、どうしたの?
そんなに驚いちゃってさ…
あたし、変なことでも言ったかな?

ザック: ――いや、気にしないでくれ。
こっちのことだ。
なんでもない。

ウェイトレス: ふ〜ん…
なんだかワケありって感じだけどね。
もしかして、あたしに関係あることなのかな?
こっちの事情だけどね…
あたしさ、自分が何者なのか、
ほとんど記憶をなくしちゃっててさ…
まあ、こうして
制服は似合っちゃいないけれど、
食い扶持はあるんで困ってないんだけどね…
………
…不自由といえば、名前くらいかな…?
とりあえず仮の名前はあるんだけど、
どうにもしっくりこなくてさ…
そうだッ! あんたの名前ッ!
まだ聞いてなかったよね?
良かったら、教えてくれないかな?

ザック: ――俺は…
俺は――…
…ザック…
ザック・ヴァン・ヴレイス。

ウェイトレス: 覚えておくよ、ザック――…
だからあんたもあたし目当ての常連になっておくれよ。

ザック、リボンを外し差し出す

ザック: …このリボン…
受け取ってくれないか?

ウェイトレス: 突然、どういうつもり?
あたしにプレゼントだってッ!?

ウェイトレス、リボンを受け取るも押し返す

ウェイトレス: ………
…これは受け取れない。
古いけれど、とても大切にされたリボンだ。
わかるよ、想い出の品ってとこだね?
これは、
あんたが持っていた方がいい。
――想い出は…
大切であっても過去のモノさ。
…今日、出逢った女に渡すものじゃない。

ザック、返されたリボンを結び直しつつ

ザック: ――ヘッ…、安心したよ…
まるで変わってないんだな。
お得意の説教グセだけはよ…

ウェイトレス: ――ッ!?
何か言った?
良く聞こえなかったんだけど。

ザック: なんでもねぇよ。
じゃましたな。
そろそろ引き上げるとするぜ。

ウェイトレス: ――ザックッ!!
また、来てくれるんだろ?
ザック・ヴァン・ヴレイス。
…待ってるよ。

ザック: 気が向いたら…
――ま、そのうちな。

酒場を後に

ウェイトレス: ――そうだッ!
ちょっと待ちなよ。
あんた渡り鳥だろ?
だったら、あたしからプレゼントだ。
…記憶も、
何もかもをなくしたあたしだけど、
これだけはずっと持っていたみたいなんだ。

ザック: これは、ナイツ時代の――
………
…ダメだ。
俺も受け取れない。
想い出を渡してはいけないってさっきも――

ウェイトレス: …そうさ。
そうだけどね…
………
…記憶はなくしたけれど
あたしにはわかるんだ…
…この剣はもう…
あたしの必要とするものじゃないって。
だから、ザック…
あんたの旅に連れて行ってあげて。

ザック: …剣を必要としない…?

ウェイトレス: ウェイトレスに必要なのは、
せいぜいフルーツナイフだよ。

ザック: …そうだな…
もう、剣を必要としないでいいように、
俺がお前の守り手となってやる。

剣を受け取り酒場を去る

ウェイトレス: 頼むよ、ヴァン・ブレイス…
ああ、そうか…
あんたの名前はそういうことなのね…
「鳩が豆鉄砲食らった」トカ「リボンが色褪せてる」トカの台詞が無くてショボヌ…この辺の台詞書くの非常に楽しかったデス
しかし油断してたら無造作に外しおったなザック…憤死するかと思ったぞ(笑)
最後エルミナってば意味深な台詞を吐いてますが思い出したのか?
それとも篭手の由来だけは記憶に残ってたトカ?後者きぼーそんな簡単に思い出さないでくれ
私が書いた小説がムダになってしまうではないか!(嘘)
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